|
|||
|
再び、ベガルタ仙台について
|
|||
| 先日、当コラム欄でサポーターについて一文を掲載したところ、多くの方から意見が寄せられた。その中に「試合を見て書いているのか」との声があった。そこで今回は4月30日に行なわれた湘南戦を観戦した、小誌の感想を述べてみたい。もちろん、これは小誌の感じたことであり、これが正しいとは思っていない。一人一人見方が違って然るべきなことは、言うまでもない。 @試合内容について 試合はベガルタが3−0で圧勝。翌日の各新聞は「攻守完璧」と評した。 だが、小誌はそうは思わない。少なくとも5点は取れたゲームだったし、一歩間違えれば逆転される可能性もあった。 勝った最大の要因は、ベガルタのボール支配率が湘南をはるかに上回っていたことに尽きるだろう。ボール競技はボールを持っている側が主導権を握る。結果はそのことを証明したと言えるのではないか。 戦術的には、ベガルタが中盤での速い潰しからボールを奪い、ゴール前への寄せからグラインダーのパスをダイレクトでシュートしたことで、湘南のディフェンス陣に時間的余裕を与えなかったことが大きい。言わばベガルタは最も防ぎにくい攻め方したということだ。 もう一つは、湘南の攻めがロビングなどの空中戦に終始したために、ベガルタ守備陣がそれほど切り崩されなかったことだと思う。湘南が素早いパス回しをしていたら、結果はどうなったかわからなかったのではないか。 Aベガルタの課題 ・目的のないパスが多かった。 ・コンパクトな陣形はわかるが、広いグラウンドを狭く使っている。もっとサイドやオープンスペースを生かして、敵の守備陣を散らせることが必要ではないか。 ・ディフェンス陣が横並びになっており、そのため一人が振り切られるとノーマークになり、失点する可能性がある。 ・ゴールキーパーが前に出すぎだし、守備陣に指示を出していない。(後半にベガルタゴールの左からフリーキックを得たとき、キーパーが蹴ったが、このときベガルタゴールは誰も守っていなかった。ちょっとしたことだが、こんな初歩的なミスに驚いた。) Bサポーターについて 正直、もっと騒々しい応援をしているのかと思っていたが、粛然とした応援に驚いた。紳士的な応援だったと感じた。 ただ、敵の選手が反則したりすると、拍手するのは理解できない。 提案したいことが一つ。ハーフタイムにチアガールの踊りやペナルティーコーナーがあるが、このハーフタイムの時間をサポーターがもっと有効に使ってもいいのではないか。この時間を無駄にしておくのは惜しい気がする。例えば敵のサポーターとの応援合戦を行なうとか。人文字の応援があってもいいように思う。 C感動したこと 試合終了後、ベガルタイレブンはグラウンドを一巡し、サポーターに10度頭を下げた。それに対してサポーターは歓喜の声で応えた。素晴らしい光景だった。これは、この日、ベガルタが勝ったからだったのだろうか。そうではないと思う。たとえ負けたにしても、イレブンはサポーターに感謝しているのだろうし、サポーターも励ましの声を送っているのだと思う。負けたときに、サポーターからブーイングされるのでは、選手はいたたまれないに違いない。 以上、小誌の私見を述べました。 |
|||
|
|||