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次期衆議院選挙に向けた自民党1区公認候補の選考が緩やかに進められている。現在、出馬表明をしているのは、愛知和男前代議士と土井亨県議の二人で、両者のどちらかに決まるのは確実。その行方と両氏の胸中を探ってみると−−。

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  「世代交代選挙」の様相

 ●愛知氏の「宿命」
「愛知氏が背負った宿命」が出馬を促せたとも言える。政界関係者が解説する。 
「愛知家は故・揆一氏が政治家になって以来の名門。和男氏はその後継者ということで養子になった。その名家の血を途絶えさせるわけにはいかない。息子の治郎氏が参議院議員になったといっても、それは愛知家のブランドでなれただけで、今後どうなるかはわからない。和男氏は治郎氏が盤石な地盤を築き上げ、政治家・愛知家の系譜が確実に受け継がれるのを見越さない限りは、政界引退はできないだろう。これは愛知家に入った和男氏が背負わなくてはならない宿命だ」
(中略)

●土井氏の「諦観」と「義憤」
 
「義憤」とはどういうことなのか。土井氏の盟友の一人は次のように説明する。
 「土井君には自民党宮城県連の幹事長として、森内閣を打倒し、小泉政権を誕生させたという自負がある。もちろん、これは彼一人の功績ではないが、小泉首相が掲げている『構造改革なくして財政再建なし』に共鳴し、今こそ新しいシステムに変えていかなくてはならないという思いがあったから、率先してやってきたものだ。
 ところが、その小泉政権は外務省など一連の問題で窮地に立たされている。『自分も何とか手伝いたい』『小泉改革に参画したい』という思いが、今回の出馬表明になったようだ」