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(中略)
「浅野と田島が結び付いたのは福祉社会をつくるとか、そういったきれいな発想志向からではない。浅野は本来、大の女好き、遊び好きの男だ。そしてガラッパチな豪放な性格を好む。恐らく厚生省の補助金などのことで出会った二人は、田島の大言壮語、大ボラに乗せられ、飲み屋での接待や長崎など現地視察の際、酒、女などの遊びの中で、浅野は25回目の見合いで結婚し、頭の上がらない女房との生活や、息苦しい官僚生活のストレス解消から、田島の大ボラや立ち居振る舞いに意気投合。ストレスのカンフル剤として迎合したと思われる。
そして(浅野は)田島への多大な補助金を与えるように動き、(また)持てなしも受け、関係が深まりつつ、役人としての弱みも握られた。(そのため)補助金を出す立場なのに『浅野君』と君づけされるようになったのだろう。ハメを外しすぎたりしたこともあって、それも(弱みを田島に)握られる一因だろう」
(中略)
「知事選のことで(浅野から)相談を受けた田島は、この際一儲けを企んだと思う。やり方次第で金は集められる。選挙には金がかかる。浅野は選挙のド素人。たとえ負けても金になる。当選すれば利権を独占できる。汚職事件のあとだから勝てる−−そう読んだろう。
(以下次号)
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