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修正案否決の末、何とか予算案が可決された登米市執行部
(右端手前が布施孝尚市長) |
さる10月5日の登米市議会9月定例会最終日。養護老人ホーム「「きたかみ園」の移管先法人として「登米福祉会」(仮称)が決定し、この結果「きたかみ園」の建設費を含む補正予算案が可決された。
現在「きたかみ園」は市が運営しているが、老朽化していることと耐震性に不安があることから、登米市は改築・移転を計画。市は民設・民営、総事費12億8449万2千円のうち1億8千万円を法人負担分(残りは市が7億5587万円、県が3億3965万円を補助)、土地は無償貸付──の条件で移管先社会福祉法人を募集した(既存法人・新規設立予定の法人を問わず)。その結果、10法人の応募があり、一次審査・二次審査を経て「登米福祉会」を選定したものだ。
旧町長4人と後援会会長が役員の「親会社」
しかし、この選定結果を巡って、市議会は紛糾した。
発端は6月議会。書類上の不備や、審査評価について不公平・不透明な点が浮き彫りになったことから、疑問が集中。市の説明不足が指摘され、市が出した補正予算案は「きたかみ園」の建設費を削除するという修正案が可決された。
議会側が問題視したのは次の4点。@「登米福祉会」の理事に新市合併前の旧町長4人と布施孝尚市長の後援会会長が入っており、公平な選定がなされたのかどうか、A選定に当たって法人の実績が対象になっていない、B「登米福祉会」は他の応募法人に比べて人件費が低く抑えられている。果たしてこれで運営が可能なのかどうか、C今回は民設・民営の初のケース。今後補助金を出すモデルとなるのかどうか──というもの。
中でも@については殊のほか疑問が持たれた。というのも、「登米福祉会」の母体は迫町に本社を置き、登米市内で介護サービス事業を展開している「葛{城登米広域介護サービス」であり、登米市が深く関わっているからである。
(以下略) |