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地球誕生以来45〜50億年と言われる中、地球上に初期的な生命が誕生し微々ではあるが進化を遂げ、地上に生命体のバリエーションを形成し始まった。しかし、ドラマチックなのは何よりも恐竜誕生で、5億年程前より、地上を長期間の支配者となり、恐竜時代到来である。それが6800万年前頃に、横臥を極めた恐竜達が急激に消滅し、その後ゴキブリ、ネズミ、そして人間等の小動物に入れ替わったのは周知の事実で、現在もこの時代である。 恐竜時代の破滅。その原因は、小惑星衝突説、餌不足説、太陽異変説……諸説紛々、証人不在で真相は不明。「栄枯盛衰は世の常」と言ってしまえば定番の文句。この様な原始生命誕生から恐竜時代、そして現代に進化(?)を遂げている。この流れ人類の経済活動に余りにも酷似してはいないだろうか? 個々の物々交換から集落単位の市場誕生、貨幣経済に伴う広域物流時代。産業革命を契機とした物質文明時代大資本投下による大量生産大量消費時代。飽和成熟市場到来による急激な消費減退、大量生産型経済の終焉。そして少量多品種生産、環境・人間性重視、消費主導型経済時代への突入。この変遷を産業構造の変革、今の景気を構造不況と人は言う。 昨今わが国経済を景気が悪いと嘆く人が多いが、本当に悪いのは大企業であり、中小企業まで真似る必要は無い。「恐竜時代は終った。これからは小動物、哺乳類の時代」到来。端的に言えば「大企業の時代は終った。これからは中小企業の時代」である。残念ながらこの変遷がわが国は欧米諸国より半世紀程遅れている。恐竜が唯一生存していた東洋の「絶海の孤島」であった。 国際化と言われて久しいが、十年程前より急速に恐竜の生存環境が悪化を辿り始め、やっと欧米諸国型経済に近づき始めたばかりである。 かつてわが国経済で「景気が良い」は大企業が、である。一度景気が良くなると、経済の三要素「人、物、金」全てが大企業に集中し、中小企業は即、人手不足、資材高騰、高金利で手に負えなくなったのは体験済。今はどうであろうか? 大量失業、過剰在庫、超低金利、これで何の不足があろうか、不足は中小企業経営者の事業意欲、将来展望、独立自尊心……ではないか、二言目に政府の景気対策云々と言うが「おんぶにダッコ」の過保護と甘えでは国際競争力等はおぼつかない。この時代を順風と捕らえるか逆境と捕らえるかは経営者の物差し次第である。昔の旨い味が忘れられずヨダレを垂らす様では致し方ない。当面わが国経済で良くなる理由など存在しない。今後、欧米に在る産業でわが国に無い産業は成長するが、逆の産業(大手商社、大手ゼネコン、大手流通……)は早晩、衰退消滅となる。繰り返すが、これからの時代は中小企業が主役。元気一杯、パワー溢れる日本を創造し、子々孫々に夢と希望をバトンタッチしようではありませんか。 |